ミルク缶で作る、0歳から遊べる手作りおもちゃ~あおむしのポットン落としとひもとおし~

こんにちは、かすみそうブログのsonmarinです。

ミルク缶を使って作るポットン落としの紹介です。

ポットン落としだけでも楽しいのですが、外側の側面にも工夫を凝らして遊べるように考えてみました。

同じ大きさのおもちゃを作るなら、少し凝って作れば遊びも色々楽しめると思います。

ポットン落とし(型はめ)と、ひもとおしを楽しめて、音が出るように鈴を入れたり、マグネットも使用してみました。

 

あはらぺこおむし、ひもとおし

あおむしが果物を食べるように、ひもとおしを作ります。

 

ひもの先頭にあおむしを作ります。

大きさは下の写真を参考にフエルトを切って作って下さい。

頭の部分に磁石を入れます。

磁石を100均で購入する場合は「強力磁石」にしてください。

今回使用したのは、レンジフードのフィルターを付けるための磁石があったので使いました。

綿も一緒に詰めますが、片側だけ顔の方に綿を入れ磁石は一番後ろに入れて下さい。

ミルク缶にくっつくか試してみました。

ミルク缶にも布を貼るので、これより付きは弱くなります。

※磁石は無くても同じように遊べるので、なければ入れなくても作れます。

磁石は小さいので外に出ることのないように注意して、細かめに周りを縫っていきます。

身体の部分を縫うときに、紐も一緒に縫い込んでいきます。

ひもの長さは大体ミルク缶一周位(30~40㎝)で良いです。

ひもを付けてお尻の部分を絞って縫い付けました。

身体の部分にも少し綿を入れるとしっかりします。

穴の開いたイチゴの中を通ります。

※写真右側は、キャップやフルーツに使用した鈴です。

ミルク缶に布を貼った後も、あおむしは磁石でくっついています。

ひもとおしのフルーツ

絵本に出てくるフルーツを作りました。

横幅は5~6㎝で作って下さい。

中央の穴はあおむしが通るか、大きさを確認しながら開けて下さい。

中央の穴から塗っていきます。

ヘタを付けてから外側も縫っていきます。

綿を入れながら縫います、上部には磁石と鈴も入れます。

ひもとおし用も4種類のフルーツを作りました。

ポットン落としのフルーツ

ポットン落としのフルーツを作ります。

ペットボトルのキャップを3個セロテープでつなぎ合わせたものを中に入れます。

※キャップをつなぐときに鈴を1個入れて下さい。直径1㎝位の大きさが良いです。

キャップをくるりと巻けて、上下と横に縫い代を付けた長方形のフエルト1枚。

キャップと同じ大きさの円形を2枚。

円形の1枚に、それぞれの果物のヘタを先に付けておきます。

横のフエルトを巻き付けて縫い、上下に円形のフエルトを縫い付けます。

こちらも4種類のフルーツです。

 

ミルク缶のふたに穴を開ける

ふたの大きさに合わせて、紙を切り型紙を作ります。

外側の盛り上がっている部分から、一段下がった所の大きさにします。

中央にペットボトルのキャップよりフエルトを巻いた分、大きめの円を描きます。

口は横幅を5cm位、縦を1.5cmにします。

型紙に合わせてフタに穴を開ける部分の下書きをします。

※触覚部分も印をつけています。

印をつけた部分をカッターナイフで切り抜きます。

※キャップのフルーツや、ひもとおしのフルーツが、穴を通るか確認してください。

 

型紙で赤いフエルトも切ります。

触覚部分にひもを通します。

ひも引き遊びが出来ます。

両端は抜けないように、結び目を作っておきます。

ひもを通した裏側はこんな感じ。

フエルトにも穴を開けます。

目は2色のフエルトを縫い付けます。

木工用ボンドで貼り付けたら完成です。

缶にフタを付けてみるとこんな感じ。

ミルク缶に貼る布裁断

トートバックなどに使われるような厚めの生地を使用しました。

ダイソーでは貼れる生地が売られています。

それを利用されるのも、貼りやすくてお勧めです。

縦15㎝×横41㎝、まわりに1㎝折り代を付けてカットします。

底の部分は缶で直接、型を取って折り代を1~2㎝て受けてカットしてください。

ミルク缶側面にリンゴと葉っぱを付ける

側面にリンゴを付けます。

付けたい大きさを型紙に描いて切り取り、赤いフエルトを2枚切ります。

リンゴの中央の穴から縫い、左半分はフエルトの外側も縫います。

右側半分は貼り付ける生地に縫い付けながら、リンゴを仕上げていきます。

裏から見るとこんな感じです。

綿を入れ、ヘタは紐を輪にして付けます。

リンゴは左側が開いているので、あおむしが入ることが出来ます。

 

葉っぱのポケットを付けます。

緑色のフエルトを2枚切り、茶色のひもで葉脈を作ります。

葉脈の最後部分のひもは輪にしておきます。

葉脈中央と両端(下の写真、赤い線)を縫い付けます。

葉っぱは右側上部(写真下、紫の線部分)のみフエルト2枚を縫い、他の部分はミルク缶に張り付ける布に縫い付けます。

葉っぱの開いている部分は、あおむしの入れるポケットです。

葉っぱとリンゴを張り付けるとこんな風に仕上がりました。

葉脈のひもの輪の部分に、あおむしくんのひもを結んでいます。

 

ミルク缶に布を貼る

缶の裏側にプチプチを貼ります。

缶の角が当たったりした時のクッションになればと思い入れてみます。

缶の底に両面テープで貼ってプチプチを貼り、プチプチの上に木工ボンドを塗ります。

折り代部分の缶の側面にもボンドを塗って貼って下さい。

側面の布は折り代部分を先に、ボンドで貼って折っておきます。

布の幅は15㎝に仕上げて下さい。

側面に貼るときは下側をきっちり合わせて貼ってください。

上は蓋が閉まりにくくなるので、布は少し下になります。

リンゴがふっくらしすぎてカーブに沿わず、ボンドが付きにくかったです。

リンゴは綿を入れすぎない方が良いようです。

ミルク缶のおもちゃ完成

葉っぱのポケットからあおむしくんが顔を出しました。

リンゴを食べてあおむしくんが出てきました。

オレンジが鼻からポトンと入ります。

振ると鈴の音もいい感じです。

お口からもミカン食べます。

少し大きめでしたが、入ります。

これも鈴の音がしますよ。

洋ナシは側面に磁石でくっついています。

あおむしくんのひもとおし。

最後はリンゴに入っちゃった。

ポットン落としのフルーツは缶の中へ入れて、ひもとおしのフルーツは、

缶の中に入れても良いし、側面にひもを通しておいてもお片付け完了です。