アレルギーっ子ゆーたん6歳~食物アレルギー負荷試験~

こんにちは、かすみそうブログのsonmarinです。

第1子の娘はアレルギーとは無縁の病気知らずでした。

第2子の息子ゆーたんは、生後2か月から湿疹が出始めてアレルギー体質でした。

ゆーたんはアトピー性皮膚炎・喘息・鼻炎とアレルギーマーチとともに成長していきます。

アレルギー児の子育ては本当に大変なことが多いです。

他の同じ境遇のママたちと情報を共有出来ることも少なく、大変な育児と独りぼっちで戦っていました。

大変なのは私だけじゃないって思えたらもう少し頑張れるかなと思ってブログ書きました。

アレルギーっ子12回目、ゆーたん小学生です。

卵チャレンジ

小学校入学前に小児科の担当医が変わりました。

新しい先生に「卵のチャレンジをしましょう」と言われ予約をしました。

給食も始まるし、食べられると良いのにと思いました。

 

負荷試験の日、固ゆでのゆで卵を持って行きました。

ゆで卵を専用のスライサーで切り、黄身も白身も一緒に80分の1から食べました。

食べてから30分待機です、水分は自由に飲んでも構いません。

体調に変化もないので、2回目は40分の1くらい食べました、1回目より量が増えます。

食べてからしばらく経つと、ゆーたんはお水を何度も飲みだしました。

私はゆーたんの横にずっとついています。

「だいじょうぶ?」と聞くとうなづきます。

でもまた水を飲みます、口の中が痒くなっているのかも。

顔を見ると、口の周りに少し赤い湿疹が出ています。

ゆーたんは卵を食べられるようになりたくて、かゆみを我慢しているようでした。

途中で様子を見に来た看護師さんに話すと、先生が来ました。

顔の湿疹を見て、診察をして負荷試験は中止になりました。

口の粘膜で吸収して、口の中のかゆみや、口の周りに湿疹が出来たりするそうです。

胃や腸で吸収してから反応が出る場合もあるそうですが、口の中で反応してくれることは、誤食も防げるという意味では良いことでもあると言われました。

負荷試験の結果、残念ながら卵の除去は続くことになりました。

 

2歳で小児科を受診する様になった頃、除去している食べ物はいつぐらいに食べられるようになりますか?と先生に聞いたことがありました。

「ほとんどは小学校に入るころには食べられるようになりますよ。」と先生は答えてくれました。

ほとんどの子どもの中に入れなかったゆーたんです。

 

小学校の給食

入学式の後担任の先生と話をしました。

給食(材料)表を見て食べられないものを私がチェックして、除去してもらうやり方でした。

医師から牛乳は毎日飲むことはやめた方が良いと言われて、6年間給食では飲みませんでした。

マヨネーズで和えるサラダは、クラスでマヨネーズを混ぜる前にゆーたんの分を先に取り分けてくれていました。

原材料に卵が使われているパンの日は、代替にフランスパンを持たせていました。

 

おかずの代替食を持たせるのは初めの何か月かでやめました。

ゆーたんが嫌がるようになったからでした。

担任の先生に相談すると、他に食べられるおかずの量を増やしてくれるという、対応を取ってくれることになりました。

 

給食のパン、チャレンジ

小児科を受診すると「今食べられなくて、困っている食べ物は?」と聞かれました。

給食でみんなと同じものが食べられないことが、困っていました。

卵が入っている給食のパンと答えました。

卵の現物は食べられなかったけれど、次の負荷試験は給食のパンに決定です。

 

食べられない給食のパンを、学校の先生にお願いしてひとつもらいました。

冷凍しておいたと思うのですが、そのパンを負荷試験の日に持って行きました。

一口ずつ食べては時間をおいて、体調に変化がないか見ながら、二口目というふうに進めます。

パンを全部食べきったかどうか、覚えていませんが結果は食べられるようになりました。

これでみんなと同じ給食のパンが、食べられるようになりほっとしました。

 

エビチャレンジ

給食には思っていたより、エビを使ったメニューが登場します。

八宝菜や、エビ団子などです。

あまり食べたがることもありませんでしたが、次に困っているものを聞かれたので、給食によく出るのでエビにしました。

負荷試験の日には‘ブラックタイガー’を持ってくるようにと指定されたので、ブラックタイガーをゆでてタッパーに入れて持参しました。

小さく切って少しずつ食べるときに、ゆーたんがエビの匂いを嗅いで「臭い!」と言って食べたがりません。

何とか一切れ口に入れましたが、吐き出してしまいました。

これでは負荷試験にならないと思い、食べなさい」と怒っていると「お母さん無理強いしないでください」と先生に言われました。

本人が嫌がるということは、何か見えないけれど痒いとか症状があるのかもしれないそうです。

口には入れたので、何かアレルギー反応が起きるかもしれないから、2時間は病院の敷地内にいなければいけません。

負荷試験の日は試験の後2時間病院にいるのですが、負荷試験で食べられなかったときの2時間病院にいるのは本当に辛いです。

 

エビは除去のままです。

パンが食べられるようになって、少し材料に卵が含まれる食べ物も解除になりました。