こんにちは、sonmarinです。
前回紹介した手作りマスクにフィルターを入れて、職場で仕事をしている毎日。
会話をすると顎にかかってずれてきたり、表布・裏ガーゼともに2重で作っていたので、しっかりしているのは良いのですが、重みもあって耳が痛い。
形も鼻から耳のほうへと下がっているので、頬骨のところが見えると頬骨の上のシミが見える。ノーメイクで出勤するので特に気になる。
東京都知事の小池さんの布マスクが、話していてもずれないこと、頬の部分も隠していることに感動し、テレビの会見を見て試作を重ねて改良して作ってみました。
材料
- 薄手の布(カッターシャツのような布)
- 太めの毛糸(やわらかい紐など)
- ワイヤー(ビニタイ、使用済みの使い捨てマスクのワイヤー)
型紙を作る
表地用(1マス1cm)
裏地用=表地の型紙を赤い右側2cm小さくしたもの
裁断
表地を2枚とります。左右分なので中表に生地を重ね、裁断します。
対象のものが2枚、柄に気を付けて裁断して下さい。
裏地も同じように裁断します。
裏地は人には見えないので柄は気にしなけても大丈夫です。
※ガーゼが良ければ、裏地はガーゼで作ってください。
縫製
裏地を縫います。
青い点線の部分を折り、実線までもう一度おり、三つ折りにして縫います。
赤い実線を縫います。
縫い代部分のオレンジ色の短い横線は、はさみで切り込みを入れます。
※先に縫った赤い線の縫い糸を切らないように気を付けて下さい。
表地も縫います。
赤色の線のところを縫います。
縫い代の部分の緑色のところに切り込みを入れます。
※縫い糸を切らないように気を付けて下さい。
アイロンがけ
切り込みを入れた縫い代部分を割るようにアイロンがけします。
表も裏も縫い代を割ります。
表地と裏地を中央を合わせて重ね、上下(写真の赤い点線部分)を縫う。
裏返してアイロンをあてる。
左右のひもを通す部分の三つ折りもアイロンをしておく。
赤い線の部分を縫います。上の布が2重になっているところにワイヤーを通すので、上の端から5mmくらいのところを縫ってください。
左右は三つ折りでひもを通すので上下は端まで縫わない。
耳にかけるゴムも入手困難なので、毛糸で代用してみました。
100均で購入した毛糸、ふわふわで耳も痛くなりません。
鎖編みしてもいい感じです、一番上の写真のパンダのマスクの紐は鎖編みしています。
ワイヤーを通します。(下の写真の下のマスクにワイヤーを入れています。)
話していてもずれてきません。
ガーゼのようにまとわりつく感じもなく、軽くて長時間つけても負担はないです。
頬のシミも隠れて、ノーメイクでも安心。
これからの季節の日よけにも大きめマスクは役立ちます。
気温が高くなるこれからの季節には、少しでも薄手の物がいいですね。
相変わらず続くマスク不足と、手作りマスクの材料もどんどん購入できなくなってきていますが、お家にあるもので工夫して作れるとよいですね。
他にもマスクの作り方を紹介していますので見て下さいね↓