アレルギーっ子ゆーたん~生後4か月・アトピー性皮膚炎~

こんにちは、かすみそうブログのsonmarinです。

第1子の娘はアレルギーとは無縁の病気知らずな3歳児です。

第2子の息子ゆーたんは、生後2か月から湿疹が出始めてアレルギー体質でした。

ゆーたんはアトピー性皮膚炎・喘息・鼻炎とアレルギーマーチとともに成長していきます。

アレルギー児の子育ては本当に大変なことが多いです。

他の同じ境遇のママたちと情報を共有出来ることも少なく、大変な育児と独りぼっちで戦っていました。

大変なのは私だけじゃないって思えたらもう少し頑張れるかなと思ってブログ書きました。

アレルギーっ子2回目、生後4か月のゆーたんです。

羽曳野病院・皮膚科

大阪府羽曳野市にある病院です。

当時、皮膚科はアトピー性皮膚炎、小児科は喘息を専門で診てくれる病院でした。

診察に入ると、まずはゆーたんはカメラで撮影されました。

治療で良くなったか初めの症状を残しておくのでしょうか?

採血があり、結果は次回の2週間後の診察の時です。

家族既往歴

家族の既往歴を聞かれました。

ゆーたんから見て2親等、祖父祖母までだったと思います。

私は鼻炎、旦那さんは花粉症、そう答えるとご両親がアレルギーですね、と納得された感じ。

鼻炎や花粉症ってアレルギーなんだ、アトピーとも関係あるんだ、とそのぐらいの知識しかありませんでした。

自分の鼻炎は市販薬で治る程度なので、遺伝したりこんなひどい皮膚炎につながるとは思っていませんでした。

使用していた塗り薬

今までどんな薬を塗っていたか看護婦さんに聞かれました。

ステロイド剤の塗り薬が並んでいる写真を見せられ、どれを塗っていたのか、どのくらいの期間使用したか聞かれました。

ステロイドの含有量により5段階に分けられている薬写真の中から、塗っていた薬を指さすと、看護師さんはどのくらいの期間塗っていたのと、驚いた口調で聞いてきました。

信じられないという感じでした。

写真の5段階に分けられたお薬の中の、真ん中の3段目にありました。

近所の小児科の先生が処方してくれた薬でした。

確かに顔に塗るとすぐに赤みが消えて、皮膚が白くなる感じは使っていて私も怖かった。

顔にステロイド入りの薬は使わない

当時の羽曳野病院は赤ちゃんには首から上は、ステロイド剤を塗らない。

というのが治療方針のようでした。

処方された薬も首から上はステロイドを含まないもの。

首から下はステロイド剤入りの塗薬の一番弱いものと、ワセリンをの割合で混ぜたものを処方されました。

 

血液検査の結果

2週間後、血液検査の結果を聞きました。

Ige抗体の全体の数値も高く、個別では特に卵で卵白が一番高かったです。

次の受診まで母乳を飲ませている私が卵(現物のみ)を除去するように言われました。

卵除去の食事

上の娘と朝食や昼食に卵料理を作って分けて食べていましたが、それも無し。

夜ごはんのメニューにも外食にも卵抜き。

ゆーたんの湿疹が良くなるためならと食事制限を頑張りました。

2週間やってみましたが、努力もむなしくゆーたんの湿疹は改善はしませんでした。

卵完全除去

病院受診の日、改善しないゆーたんの湿疹を見て先生は、卵のつなぎも除去するようにと言いました。

卵の完全除去開始です。

スーパーでも商品を裏返して原材料をじっと読む変な主婦です。

ハムやちくわ、シューマイは?マヨネーズも使えない。

洋菓子はもちろんダメ、ケーキにクッキープリンにシュークリーム。

ただでさえ育児のストレスがあるのに、甘いものも食べれない。

和菓子は好物ではないのに、ケーキの代わりにおはぎを買って食べたのを覚えています。

母乳をやめる

私の食事制限のストレスだけが増えて、ゆーたんの湿疹はちっともましにならない。

完全除去を始めてから2週間後に受診したが、先生もダメかという感じ。

次の先生の言葉は「母乳をやめるか?」と提案でした。

アレルギーの子ども用の粉ミルクがあるのだそうで、切り替えを提案されました。

アレルギー対応のミルクは美味しくないので、切り替えるなら味を覚える前に変えないと、飲んでくれない子がいるそうです。

除去食を頑張っても湿疹は良くならないし、除去食のストレスはたまるし、母乳をやめることにしました。

 

ゆーたんは5か月になっていました。

母乳をやめることが寂しいとか、そこまで考えていませんでした。

かゆくて夜泣きは毎晩、かきむしる音が気になって少しの音でも起きていました。

熟睡できませんでした。

粉ミルクにして自分の食べ物に気を使わなくてよくなれば、気持ちの負担は減ると思いました。

ケーキの大食いでストレス発散も出来ると思いました。

現在の治療法

今はアトピー性皮膚炎の治療法も変わってきて、アレルギーの数値が高くても1歳になるまでに食べさせた方が良いと言われています。

他にも皮膚からアレルギー物質が入るのを防ぐため、ワセリンなどを全身に塗り保護する治療法、

近くの病院ではステロイドの塗薬を塗って、きれいな皮膚を保ちながら、塗り薬の量を減らしていく。

塗薬を全く使わず何でも食べさせて良い、湿疹が出て痒ければ掻きたいだけ掻かせる、

など色々な治療方法があります。

親子共に納得して信頼できる、先生と治療方法を探して、アトピー性皮膚炎を治療していきたいものですね。