こんにちは、sonmarinです。ずっと行ってみたかった。紙幣を印刷している工場の見学。火曜と木曜日の平日に見学をやっているので、行ける機会が無かったのですが、今回は娘と予定が合い予約出来ました。
国立印刷局 彦根工場
国立印刷局のHPから見学の予約ができます。
夏休みの期間は子供向けの見学会をやっていて、普段の見学会はお休みになっていました。
8:00 大阪から車で出発。
9:30 渋滞も途中でありましたが無事に予定時間に彦根に到着。
9:40 印刷局の入り口には警備員さんがいて、見学者用駐車場を教えてもらう。
敷地の外にある駐車場に車を止めて歩いて入口に向かう。
入口には先ほどの警備員さん。
写真を撮ろうとカメラを出すと「建物は撮らないでください。」と言われました。門表のみの撮影は良いとの事で、下の写真です。
見学の受付はまだ係りの者が来ていないので、門の横の建物の横の事務所で待つように言われました。私たちの前にもう一組待っている方がいました。
9:50 受付が始まったとの事で部屋から出ました。
門の横にテーブルが設置され、係りの職員さんが4~5人で受付。予想以上に厳重です。
見学には予約の時の氏名や住所が確認できる身分証が必要です。予約確認のメールに免許証・パスポート・マイナンバーカード等としっかり書かれていました。
よく読んでいたつもりでしたが、私は免許証、娘は学生証(顔写真入り)だったので、2人で学生証でいけるか?と、予想より厳しい受付に心配になってしまいました。
結果は無事通してもらえて、あとは荷物検査もありました。
首から見学者用の名札を掛けたら、建物へ案内してもらいました。
こちらの記念撮影用のボードは撮影OKでした。
建物の中の部屋で、見学の方が全員揃うのを待ちます。
荷物はこの部屋にあるロッカーにすべて預けます。
新しいお札の見本が飾られていました。
団体さんが来られていよいよ見学開始。
- 見学時間は10:00~11:30
- 見学の流れのお話を聴く。
- 展示室でビデオを観る。
- 工場へ移動して見学をする。
- グッズ販売。
- 展示室の自由見学。
- 質疑応答・アンケート記入。
待合室奥の扉(下の写真)が開き、展示室の中に入り着席します。この後の見学についての説明を聞き、ビデオを観ました。
工場の見学に移動します、インクの臭いがしました。見学通路から印刷の機械や、働いている方の検査等の様子が見えます。
印刷の機械が遠くて、印刷されたお札は見えづらいです。
そのためか、通路でもビデオ上映で説明がありました。
係りの方が見学者の移動の度に人数を確認していました。見学用の窓のガラスも防犯ガラスだそうです。
待合室に戻ると、グッズ販売の売店の準備が出来ていました。
売店は短時間で閉店する為、展示室の見学の前に利用して下さいと最初の説明で言われたので、荷物を出してからグッズを見ます。
お札の柄のおせんべい、お札柄のタオル、お札の裁断片が入ったペンやストラップが販売されていました。
楽しみにしていた裁断片入りのストラップを購入しました。娘はお札せんべいです。
展示室見学開始。
中には大きな壱萬円札。反対側にはお札の裏面。
1億円を持ってみよう、何キロかな?
重さはあとで教えてもらえます。
持った感想は思ったより軽かった。
お札の原板、これを作るのは入社20年以上の職人さんで、一つのお札を1人の方が半年かかって仕上げるのだそうです。20年以上技術を磨くために訓練をして、在職中に新紙幣が発行されないまま退職を迎える方もいるそうです。在職中に紙幣が新しくなってもお札は3種類しか無いので選ばれるのは3人だけ。10人おられるそうなので7人はこの仕事をせずに退職されるそうです。すごいお仕事ですね。
用紙をもらっていたのでスタンプを押して完成させます。
ゆっくり見学する時間があり、展示室でも係りの方から詳しいお話が聞けて良かったです。
質疑応答でも難しい質問がいろいろ出ていました。
質問が終わった所で見学会は終了です。
屋外には日付入りのパネルと記念撮影です。後ろに石像のひこにゃんもあり一緒に撮影してもらえました。
普段何気なく使っているお札だけれど、じっくり見ることも無くて見学をして色々と気付くことができました。
11:30 印刷局見学が終わり、この後は長浜へ向かい竹生島・黒壁スクエアに向かいます。