こんにちは、かすみそうブログのsonmarinです。
今日は私ひとり親2年生の、父の介護のお話です。
肝臓がんの父はカテーテル手術後、定期的な診察を受けて普段通りの生活をしていました。
家族は何とか元気な生活が一日でも長く続いて欲しいと願っていました。
でも父は肝臓の病気以外に、認知症も進行していました。
余命半年といわれた期間は過ぎていきました。
身体も徐々に弱ってきているので、介護保険でリフォーム等の検討、レンタル用品の利用をしました。
2回目のカテーテル手術を受けた後、病院に通院するのをやめて、在宅医療で終末期を迎えることにしました。
要介護・住宅改修費
介護認定を受けて要介護と判定されました。
補助金を利用して廊下と部屋の段差解消のリフォームをしました。
ケアマネージャーに相談して専門の業者を紹介してもらって、専門家の意見を参考に決めました。
先を見越して必要になる箇所をリフォームしたつもりでしたが、すぐにトイレに手すりが必要になったりと日々必要な個所は増えたり変わっていきました。
トイレの手すりはホームセンターで購入して、タイル部分に電動ドリルで私が取り付けました。
介護用品・レンタル
レンタルでお風呂のイス、電動ベットを借りました。
レンタル料は思っていたほど、高くなかったです。
お風呂のイスも買ってみたのですが使い勝手が悪く、介護用品の方が良いものがあったのでレンタルしました。
以前は2階で寝ていましたが、トイレも近いし早い段階で1階で寝ていました。
和室にひいた布団から立ち上がるのは時間もかかるし大変になってきました。
レンタルで電動ベットを借りて置いてもらいました。
電動ベットは高価なのでレンタルがお勧めです。
不要になった時に、レンタルだとすぐに引き取りに来てもらえるので助かりました。
在宅医療
肝臓がんで通っている主治医から病院のケースワーカーと相談するように言われました。
ケースワーカーと話し合い、母の意見も聞いて、在宅医療に切り替えることに決めました。
ここの病院で受ける治療はもう無いということです。
認知症にかかった時も帰宅願望があったくらい、父は家が好きだという思いもありました。
最後は嫌いな病院よりも好きな自宅で看取ってあげたい。
在宅医療で看護師さんもお医者さんも家に来てもらうようになりました。
父は末期の肝臓がんと診断されて余命6か月言われてからカテーテル手術を2回して、1年6か月後にこの世を去りました。
最後に家族が望んでいた在宅の看取りは叶いませんでした。
介護していた母にとっては大変な1年6か月だったと思います。
認知症も進んでいましたが、最後まで私のことも孫のことも忘れずにいてくれました。
人は認知症にかかって悪いことばかりではないと聞いたことがあります。
人間だれしも病気の事や自分の余命を聞いたりすれば、不安や悲しみに襲われます。
でも認知症の人はその不安なことを忘れ苦しまずに過ごせると。